家づくりの第一歩!地縄張りの基本と手順を解説

家づくりの第一歩!地縄張りの基本と手順を解説

家づくりの第一歩で欠かせない工程が地縄張りであり、これは建築予定地において建物の配置を実際の地面に示す作業です。

地縄張りは設計図面上の寸法に基づいて敷地にロープやビニールテープなどを使い、建物の外周や玄関窓ガレージの位置などを地面に視覚的に表すもので工事の準備段階で非常に重要です。

地縄張りによって施主は図面だけではイメージしづらい建物の実際の大きさや配置を体感でき、隣地との距離や庭の広さ日当たりなどを事前に確認することができます。

施工会社にとっても基礎工事や掘削作業の基準となるため、正確な建築を進めるうえでの起点となります。

地縄張りの手順ではまず建物の中心線を敷地内に設定し、そこから設計図に従って外周部分を寸法通りに測りながらロープで囲っていきます。

その際地面の高低差や地盤の状態も同時に確認し、必要に応じて敷地の整地や修正も行います。

建築確認申請後であっても地縄張りの段階で実際の建物配置に違和感がある場合は、微調整の相談を行うことも可能です。